介護の仕事は体力勝負

介護業界お悩み相談室

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いつまで体力がもつか不安

ケアマネージャーを目指しましょう

体力的に厳しい介護の仕事

介護の仕事は体力を使う仕事です。介護が必要な高齢者の身体を、お風呂やベッドに移動するためにはかなりの体力が必要です。介護士の仕事は家事の代行的な仕事もありますので、買い物をしたり食事の用意をしたりする必要もあります。また介護施設で働く介護士は夜勤もありますので、睡眠とも戦わなくてはいけません。徘徊する老人や痴呆性の病気を患った高齢者を部屋まで戻すためにもかなりの力が必要です。若いうちは心配がいらなくても、年を重ねていくうちにだんだん体力が辛くなっていくという事は容易に想像がつきます。

いつまで体力がもつか不安

体を壊してしまう介護士たち

40代にもなると、普通に生活をしているだけで、体のどこそこにガタが出てくる頃です。ぎっくり腰になったり、ひどいと椎間板ヘルニアになったり、膝を痛めて足を引きずって歩く事も増えてきます。このような状態で、さらに介護の仕事を続けていく事はかなり困難ですし、症状が悪化してしまう事も考えられます。身体を壊してしまったらいかに介護の仕事が好きでも続ける事はできません。こう考えてみると、介護の仕事は一生続ける事ができない仕事だと思えてきます。「もしも体力が無くなったら…」この悩みは若い人にも共通の悩みだといえます。

ケアマネージャーとして活躍

もしも体力が無くなったら介護の業界で仕事をする事ができなくなるのかというと、そんな事はありません。ケアマネージャー(介護支援専門員)として働くという方法があります。ケアマネージャーの仕事は介護を必要としている高齢者やその家族、そして介護士と介護施設、役所などと連携して、トータル的なケアプランを組み立てる事が中心です。ただ資格を取得しているだけでなく、実際に介護士として在宅介護や施設介護を経験している人のほうが現場の介護士の気持ちも、介護される高齢者や家族の気持ちもわかるので、的確なケアプランを組み立てる事ができるでしょう。現場の介護士からも働きやすいと歓迎される事が多いといいます。

年をとっても働きやすい

ケアマネージャーは介護の全体を見て、ケアプランを立てるため、責任が重い仕事です。しかし基本的には日勤帯で働く事が出来る職種で、土日や祝日も休みが取れるケースが多く、定時で仕事を切り上げる事も可能です。介護士として現場に出た経験を生かして責任が重い仕事を出来るという喜びもあり、休みがとれるので、体を壊す心配もないので、年を取っても長く仕事を続ける事が可能です。ぜひ介護士としての経験を積んだら、働きながらケアマネージャーの資格の取得を目指して欲しいと思います。

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